荒生さゆり・オフィシャルウェブサイト
SAYURIのシャンソン広場
学生時代から歌の勉強を始めて、２０代半ばの頃にシャンソンと出会い、現在もシャンソンを歌い続けております。味わい深い大人の歌が多いシャンソンを、若い頃は背伸びしながら歌っておりましたが、今は等身大の自分と重なり歌詞の一語一語をかみしめながら歌っております。
どの歌も必ずメッセージが込められています。そのメッセージを聴いて下さる皆様にどう伝えていくか。そして今、私が考えていること感じていることを、歌を通してどう表現していくか。
歌の奥深さ難しさを実感しながらも、同時に歌うことの喜びを感じております。
これからも、深みのあるシャンソンの世界を歌い続けたいと思っています。
そしてまた、ジャンルに捉われずに、心に響く歌との出会いを楽しみに、いろいろな歌にチャレンジしながら前進していきたいと思っております。
シャンソンとは
シャンソンは、芸術文化の香り高いフランスで生まれた歌です。
日本にシャンソンが入ってきたのは昭和初期の頃で、宝塚歌劇の舞台や映画を通して日本人の心を魅了しました。
「枯葉」はジャズのナンバーとしても定着していますが、大人の香りに満ちたシャンソンは世界の人々にも愛されています。フランク・シナトラが歌い世界中の人々に知られる「マイ・ウエィ」も、もとはシャンソンです。
有名なシャンソン歌手には、ダミア、エディット・ピアフ、ジュリエット・グレコ、バルバラ、シャルル・トレネ、イブ・モンタン、ジルベル・ベコー、シャルル・アズナブール、ジャック・ブレル、ジョルジュ・ムスタキ、サルバトーレ・アダモ、エンリコ・マシアス、etc...など、それぞれ独自の世界を作り上げている歌手の方達ばかりです。
シャンソンの特徴は、なんといっても心に訴える奥の深さです。恋の歌はもちろん、老いをテーマにした歌、反戦歌など多岐にわたり、人生を深く掘り下げた歌が多くあります。
また、シャンソンほど外国の歌の中で日本語に訳された歌はないと言われていますが、その訳詞も名訳が多く日本独特のシャンソン文化をつくりあげております。
シャンソンは人生を見据えた大人の歌として、これからもきっと多くの人々の心を捉え続けていくことでしょう。
